農試公園の晩秋  10月26日撮影

  こよみ剥ぐ初めて母のいない冬 yu       

(今年お母さまを亡くされた人へ捧ぐ)



「一雨ごとに寒くなりますね」が手紙に書く常套文
間もなく訪れる11月はみぞれとホンマモンの雪で北に住むものを悩ませる月である

  

10月は思わせぶりに時々小春日和の日差しを見せて

またすぐに冬の顔をする

今年の紅葉は早く来て早々に去る構えである
  

何時になく赤がきれいな年だった。

北大のイチョウやモミジは赤緑黄色が交じり合って花魁道中を見てるようだった

夏の猛暑、厳寒の冬と激しく変化する季節の中でもたまに
春の日差しのような喜びを見つけてたくましく生きている私たち

そう、また長い冬が来る

inserted by FC2 system